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【産地や銘柄のお話し】コーヒーをたとえるならば・・・

お客様にコーヒーのお話しをさせて頂くとき、店主は「たとえるならば。。。」というたとえ話としてよくお米に置き換えてお話しすることがあります。

 

その昔、カフェ併設の自家焙煎店でアルバイトをしていたことがあります。

 

その時にお世話になった店長が、お客様にコーヒーの説明をするときに、よくお米に置き換えて話していて、自分もその店長の説明がしっくりきたといいますか、わかりやすかったから、マネをしている、というわけです。

 

コーヒーは輸入作物ですから耳なじみの無い産地や銘柄が沢山出てきます。

生産国名くらいはまだしも地域や農園名、品種名などは滑舌の悪い店主はお話しする際に噛みまくってしまうこともしばしば。。。

 

画像はいつもお世話になっている細田米穀店さんで精米して頂いた新米「みずかがみ」です。

 

レコードのジャケ買いではないですが、名前にひとめぼれして求めたものです。

 

こちらのお米は無農薬、有機栽培とのことで、「選別してから精米、お渡しとなります。」とご説明頂きました。

 

お米の中にも選別が必要なものがあるのか、とまたひとつ勉強になったなぁと感じいりつつ、「あれ?!ここにもコーヒーと共通点が。。。」

 

コーヒー豆は加工されて販売されているので工業製品と同じように感じていらっしゃる方もいると思うのですが、そもそもは農作物です。

 

どうしても自然由来のダメージを受けていたり、焙煎行程の中でダメージを受けてしまう豆が出てきます。

 

焙煎前後に生豆や焙煎豆の選別(ハンドソート)が必要です。。。

 

自分はお米の専門家ではありませんし、むしろ素人ですのでイメージやニュアンスだけでコーヒーをお米に置き換えて話をしていましたが、意外なところに共通点があるのだなぁと、感じ入った次第です。

 

とにかくこの新米「みずかがみ」を早く食してみたくてわくわくしています。

でも、お米は炊かないと食べられないのですよね。。。

コーヒー生豆も焙煎しないと飲めません。。。

 

ますますお米に対して勝手に親近感を感じてしまうのでした。。。