●グァテマラ アンティグア ソレダ 販売再開
ニュークロップの入荷待ちなど、仕入の都合により販売を休止していたグァテマラ アンティグア ソレダの販売を再開致します。
当店のline upで多くの割合を占める中米産コーヒー生豆は生産国にもよりますが例年5月〜9月頃にニュークロップが入港してきます。
ニュークロップというのはお米に例えるならば新米のようなもの。
コーヒーの場合は輸入作物の為、現地での収穫、精製処理を経て出荷、日本に届くまでに概ね6ヶ月くらいのタイムラグが生じます。
今年はコーヒー生豆の日本への到着はどの産地も例年よりも大幅な遅れが生じ、グァテマラもご多分に漏れず、です。
また、当店の仕入の切り替え時期もあり、10月半ば過ぎよりの販売再開となりました。
●価格改定のお知らせ
例年、ニュークロップに切り替わる時期は新しい生豆を手にして、今年の焙煎はどうしよう、今季の豆はどのような香味だろうか？などとわくわくするものです。
その心持ちにかわりはありませんが、今年の新入荷は価格の改訂を伴います。
これまでも仕入生豆の値上がりがなかったわけではありません。
当店は今年3周年を迎えました。
開業時、最初の3年間は多少の不測の事態や、経験不足による見込み違いなどがあったとしても、スタート時に決めたことを継続する、と心に決めておりました。
そのためこれまでじわじわと上がってきていた原価をこちらで吸収してきました。
ところがこの3年間で世の中の状況は大きく変わりました。
新型コロナウィルス感染症の蔓延、気候変動、燃料費、輸送費の高騰や急激な円安、これらにより生豆原価のみならず、包材などの関連資材も一気にコストが上昇し、こちらで吸収することが困難となってしまいました。
これまで価格を据え置いてきた分の反動として上昇率が大きくなってしまい、お客様にはご負担をかけてしまうこととなってしまいますがご理解いただけますと幸いに存じます。
*画像は現在店頭に掲示している 「 2022/05/22価格改定のお知らせ」です。
→ブログはこちら
●今後の価格改定のについて
正直なところ、原料生豆や、関連資材の価格上昇が今後いつまで続くのか、上昇額なども含め、全く想像がつかない状況です。
当店ではさまざまな銘柄のコーヒー豆を取り扱っている為、それぞれの仕入時期が異なります。
値上がり幅も、生産国、各農園により様々です。
価格の改定は仕入の切り替わりに合わせて仕入れ値に応じて改定させていただいております。
ですので●月●日より価格改定、など、日切りをして全商品を一括して価格改定するということはございません。
これはコーヒー豆に限らず、その他の取扱商品も同様です。
そのためエコーヒーカップのように仕入時期の異なる新旧価格の商品が併売されている状況もございます。
値上がり前に仕入れたものを値上がり後の価格に合わせて改訂するということだけはしたくない、という店主の自己満足の為、このようなわかりにくい状況になってしまっておりますがご理解いただけますと幸いです。
お知らせは以上です。
ここまでご覧頂きありがとうございます。
販売再開と、価格改定、2つのお知らせで長文となってしまいました。
いろいろと申し上げましたが、お客様にご負担をお願いするお知らせである事にかわりはございません。
当店としましては、これまで以上にご家庭のコーヒーがより良く、より満足度の高いものになるように、コーヒー豆作り、店作りに努めて参ります。
今後とも自家焙煎コーヒー豆の店 とりぷれっとをどうぞよろしうお願い申し上げます。